就活の軸についてですが、
どう捉えても人それぞれなのですが、筆者は目標と捉えることにしていました。
実際に面接で軸について聞かれることもあるでしょう。
何事も目標を持って取り組んだ方が行動しやすいように、就活においても目標を決めておいた方が行動がしやすいです。
今回はその軸を考える方法について紹介します。
- 軸を定める理由
- 1.定めない状態
- 2.定めた状態
- 軸の種類
- 1.裏の軸
- 2.表の軸
- 軸の作り方
- 1.抽象的なことを3つ考える
- 2.「なぜ」を繰り返す
- 3.ある程度2を繰り返せば、どんな業界や企業が当てはまるか考える
- さいごに
軸を定める理由
なぜ軸を定めなければならないのか、上でも少し説明したように目標を持って行動した方が行動しやすいというのも一つです。
ですが、就活においてはもっと重要なことがあります。
それは志望動機です。
1.軸を定めていない状態
まずはじめに、軸が定まっていないとどうなるのかということです。
・エントリーシートを書く時間がかかる
・面接で志望動機を上手く答えられない
などが挙げられます。どの企業のエントリーシートにも志望動機の欄はあります。
軸を定めていないと、企業ごとになんで志望するのかということを一から考えないといけないので、時間がかかりすぎてしまいます。
さらに、面接官からの質問で、志望動機を聞かれ、掘り下げられていくうちに答えが曖昧になっていきます。
2.定まっていると
では次に、軸が定まっているとどうなるのかですが、
・エントリーシートを書く時間が短くなる
・面接の志望動機が答えやすくなる
定まっていない時と逆ですね。
軸が定まっていると、ある程度志望動機で書くことが決まってくるので書く時間を短縮できます。
さらに面接で志望動機を聞かれた際に自信を持って答えられます。
志望動機とは選考においてとても重要な部分になります。そこがしっかりしていれば、面接での好感度は高いでしょう。
軸の種類
次に軸の種類ですが、主に裏の軸と表の軸があります。
1.裏の軸
裏の軸とは面接などでは答えず、自分の中だけで考えていることです。
例えば、給料がいいだとか、転勤をしたくないとかです。
これに関しては特に、軸の作り方はなく自由に決めて大丈夫です。
しかし、この裏の軸を考えていないと、入社してからのギャップが大きくなってしまうかもしれないので、ある程度は考えておきましょう。
2.表の軸
次に表の軸ですが、これはエントリーシートを書くときに参考にしたり、面接で実際に話したりする軸です。
先程から書いていた軸はこの表の軸のことです。
下でも表の軸の作り方を書いています。
軸の作り方
次に軸の作り方ですが、手順を説明します。
1.抽象的なことを3つ考える
2.「なぜ」を繰り返す
3.ある程度2を繰り返せば、どんな業界や企業が当てはまるか考える
1.抽象的なことを3つ考える
まずは抽象的なことでいいので3つ考えましょう。
例えば、
・自分の経験を活かせる仕事
・ワークライフバランスがしっかりしている
・海外に挑戦したい
などです。ここは自分の思っていることで優先順位の高いものを3つ考えましょう。
3つより多いとごちゃごちゃして軸が定まらないし、少ないと動機として不十分になってしまいます。
2.「なぜ」を繰り返す
ここからは「なぜ」を繰り返します。
最初に決めた抽象的なことに「なぜ」を繰り返すことで具体化していきます。
ここでまず受けたい業界が定まるくらいまで具体化できたら、メモに書いたり忘れないように記録しておきましょう。
3.ある程度2を繰り返せば、どんな業界や企業が当てはまるか考える
そしてある程度の軸が定まったらどんな業界や企業が当てはまるのかを考えます。
そして、受ける企業や業界が定まってきたら、エントリーシートを書く際や面接を受ける段階でさらに、説明会などで得た情報を材料にして受ける企業に軸を寄せながら「なぜ」を繰り返します。
面接官も学生に対して分からないことがあれば「なぜ」と聞きます。しかし、その際に学生自身がその「なぜ」に対する答えを持っていないと面接官を納得させることはできません。
逆にその答えを持っていると面接官を納得させることも可能になるということです。
そして、選考が進むにつれて「なぜ」の繰り返しを増やし、ある程度の軸が定まったら面接の前段階で受ける企業用に軸を寄せていくという感じです。
面接については下記の記事を参考にしてみてください。
さいごに
ここまで軸の作り方を説明してきましたが、この考え方が正解というわけではありません。どこか一部だけでも「なるほど」と思う箇所が、ありましたら、そこを参考にするというだけでもいいと思います。
何事も鵜呑みにするのではなく、参考にして自分なりのやり方に変えていくことがいいでしょう。
この記事が少しでも誰かの参考になれば幸いです。ではまた会う日まで!さらば!!