今回はANAの国際線ビジネスクラスで関西空港から羽田空港を経由してシンガポールまでNH0841便に搭乗した体験をレビューします。羽田での乗継の流れやANAラウンジ、機内食、座席の快適さなど、これから利用を検討している方の参考になるようにまとめました。
それでは本題に入っていきます。
関西空港から羽田へ国内線で出発
6月13日午前7時、関西空港発の羽田行き国内線から旅がスタートしました。シンガポール行きはビジネスクラスですが、国内線は普通席。ただし、優先搭乗と国内線ラウンジ利用が可能でした。
ラウンジ利用はチェックイン時に確認が必要で、搭乗券にハンコを押してもらうことで利用可能になるようでした。
関西空港の国内線ラウンジは、ANAとJALが同じラウンジとなっていてビールやコーヒー、ジュースなどドリンク類が豊富で、チョコなどのお菓子もありました。
羽田空港での国際線乗継
関西空港から羽田空港の第2ターミナルに到着しましたが、同じ第2ターミナルでの乗継となりました。同じターミナルでも国際線のエリアまで以外と歩くことがあるので乗継時間に余裕を持つのがおすすめです。
ANA公式には羽田空港の国内線から国際線の場合、同じターミナル間の乗継は55分が目安のようですが、今回はラウンジ利用を考えて約2時間の余裕を取りました。
国際線乗継では再度の保安検査が必要です。保安検査場近くの両替所でシンガポールドルに両替しましたが、実際は現金を使う場面はほとんどありませんでした。
ただし安心のために少しだけ両替しておくのがおすすめです。
羽田空港・ANA国際線ラウンジ
搭乗前はANA国際線ラウンジへ。非常に広く、平日の朝だったからか空いていました。
- ライブキッチンでのウインナーやベーコン
- ヌードルバーでの麺料理
- ビュッフェ形式の食事と豊富なアルコール
プラチナ会員以上やプレミアムエコノミー以上、SFC会員が利用可能です。ダイヤモンド会員やファーストクラスならスイートラウンジも利用できます。いつか行ってみたい！
搭乗開始（グループ2でスムーズに）
搭乗は10:55開始。
グループ1：ダイヤモンド会員・ファーストクラス
グループ2：ビジネスクラス
シンガポール線にはファーストクラスがないため、実質ビジネスクラスが最上位でした。
座席（B787・ビジネスクラス）
今回の機材はB787。真ん中の座席でしたが、十分に広くフルフラットにもでき快適でした。
- 枕・マットレス・掛布団あり
- アメニティポーチはなし（中距離路線のため）
- 座席横のテーブルにコンセントあり
搭乗後にはウェルカムドリンク（オレンジジュース or スパークリングワイン）が提供されました。
機内食とドリンク体験
離陸後は機内食がスタート。日本発ということもあり和食を選択しました。
- アミューズ → 前菜 → 主菜 → デザート
- デザートはケーキやフルーツを選択
アミューズ
- ANAオリジナルナッツチリパイスティック
- 砂肝 チーズとオリーブ
砂肝がコリコリで前菜よりも前のアップに丁度良いです。
前菜
- 海老 小松菜 銀飴掛け
- 鰻伊達巻寿司
- さつま芋レモンチーズ寄せ
- 鶏味噌焼き
小鉢
- スモークサーモン 枝豆豆腐 旨出汁飴
- 太刀魚焼き霜 柑橘ジュレ
前菜と小鉢ということもあり、少量で色んな種類が食べられるところが和食らしくて楽しいです。
主菜
- 黒毛和牛時雨煮 黄身とろ飴
- 銀鱈西京焼き
御飯
- 御飯
- 味噌汁
- 香の物
主菜が2種類あり、それぞれボリュームもあって非常に美味でした。地上でも中々食べられないくらい良かったです。さらに空の上で白米を食べることに感動をしました。
デザート
- クレメダンジュとムースピスターシュ
- チーズ（フレッシュ、ハード、ブルー）
- フルーツ
デザートはフルーツに加えて他の種類も余っていたので貰うことはできました。
さらに軽食メニューからANAオリジナル味噌ラーメン（植物性麺）を注文。驚くほど美味しく、ハーゲンダッツも楽しめました。
ドリンクメニューはワイン含め種類豊富でした。
フルフラットで仮眠
食後はフルフラットにして仮眠。シンガポール線は短めなので、昼便で寝すぎずに楽しめる絶妙なフライトでした。
到着とフライトの満足度
7時間程度でシンガポールのチャンギ国際空港に到着。
深夜便ではなく昼便のため、しっかり食事や映画を楽しめました。
「短いけれど満足度の高いビジネスクラス体験」という印象でした。
航空券代とマイル・プレミアムポイント
今回はSFC修行も兼ねているということもあり、最後に航空券代や獲得マイル、獲得プレミアムポイントを紹介していきます。
- 航空券代：関西発・往復335,300円（片道167,650円）
- 獲得マイル：22,877マイル（片道約11,439マイル／ANAアメックスゴールド支払い）
- 獲得プレミアムポイント：往復14,430PP（片道7,215PP）
費用は高いですが、その分の高級な体験と高額のマイルやポイントが獲得できるのはありがたいです。
航空券の購入におすすめのANAカード
ANAの航空券の購入はANAアメリカン・エキスプレスゴールドカードがおすすめです。年会費34,000円と高めですが、以下のメリットがあります。
- ANAゴールドカードの中でマイル還元率が1%高い
- 入会・利用キャンペーンを活用すれば一気にマイル獲得可能
- 支払いで獲得できるANAマイルが無期限になる
- 主要空港での国際線の帰りはキャリーを家に無料で配送できる
- プライオリティパスがついている
- 年間300万円以上の利用でSKYコインを10,000円相当獲得
人によっては還元が1%増えるだけだったら、年会費を考慮してANA VISAワイドゴールドの方が良いと感じる人もいると思います。
ただ、支払いで獲得したマイルが無期限であることや、入会キャンペーンで獲得できるマイル数が高額な点は「ANAアメリカン・エキスプレスゴールドカード」の魅力です。
200万円の支払いは厳しいですが、段階的に100万円じてんで30,000マイル分のポイントが獲得できたりはします。（キャンペーン内容はタイミングにより異なります。）
ANAアメリカン・エキスプレスゴールドカードでは紹介プログラムによりカード保有者の紹介であれば、入会キャンペーンでもらえるマイル数が通常より多く獲得できるようになります。
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まとめ
今回のANAビジネスクラス体験は、
・余裕を持った羽田乗継
・ANA国際線ラウンジの快適さ
・フルフラット座席の安心感
・充実した機内食と軽食
と、総合的に非常に満足度の高いフライトでした。
シンガポール路線はフライト時間が短めですが、観光とビジネスクラス体験を両立できるおすすめの路線です。
以上、ANA国際線 羽田発シンガポール行きNH0841のビジネスクラス搭乗レビューでした！少しでも参考になれば幸いです。
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