この記事では、VBAでセルの表示形式を通貨に変更する方法を紹介しています。
Excelでは表示形式で多くの通貨へ変換することが可能です。今回は例として、以下の通貨へ変更する方法を紹介します。
- 円
- 米ドル
- ユーロ
- ポンド
- フラン
プログラム
円への変換
Cells(2, 2).NumberFormatLocal = "\#,##0_);[赤](\#,##0)"
米ドルへの変換
Cells(2, 2).NumberFormatLocal = "$#,#.00"
ユーロへの変換
Cells(2, 2).NumberFormatLocal = ChrW(8364) & "#,#.00"
ポンドへの変換
Cells(2, 2).NumberFormatLocal = "£#,#.00"
フランへの変換
Cells(2, 2).NumberFormatLocal = ChrW(8355) & "#,#.00"
セルを指定している「Cells(2, 2)」の部分は、「Range("B2")」としても同様の結果となります。
こちらの記事では、円マークがバックスラッシュで表示されていますが、コピーして、VBAのエディタにペーストすると円マークで表示されます。
また、ユーロとフランはVBAのエディタでは、?と表示されてしまうため、文字コードで指定する必要があります。
文字コードは、Chrw関数を利用することで表現できます。ユーロの文字コードは「8364」、フランの文字コードは「8355」でそれぞれ求めることができます。
Chrw関数に関する記事
(作成中)
文字コードの求め方に関する記事
(作成中)
以上、VBAでセルの表示形式を通貨に変更する方法の紹介でした。
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