社会人になりたてで身につけておいた方が良いスキルは何ですか?
これから、社会人となる人や新入社員の人はこういった疑問を持つと思います。ただ、これにははっきりとした回答があります。
プログラミングスキルです!
会社員として働く上で、プログラミングスキルの有無は、評価だけでなく、働く環境にも大きく影響します。
ではなぜ、プログラミングスキルが必要なのかを社会人になって実際に働いてみた経験を踏まえながら書いていきます。
筆者の職歴
まず、記事の信ぴょう性を出すためにも私の職歴から紹介しておきます。
入社年 | 2019年4月 |
業種 | 非IT |
従業員数 | 3000人以上 |
職種 | 内勤職(主にExcelでの作業が多め) |
まだまだ若手と言われる年齢です。また、従業員数も多く大企業の部類に入る企業で働いています。
中小企業の経営層と話すこともあります
職種柄、アンケート調査なども行うため中小企業の経営者層と話をすることもあります。そのため、中小企業の状況もある程度は把握しています。
プログラミングスキルが重要と冒頭でも書いているだけに、私はプログラミングスキルを活かして、業務効率化・生産性向上に努めているため、社内でも高い評価を得ることができています。(同期入社で50名以上いましたが、評価は1,2を争うレベルです。※営業職は評価基準が違うため、除いています。)
ただ私の入社時点でのITリテラシーは、ざっくりとプログラミングスキルが必要なんだろうなと思っていたので、Excelマクロを少しかじっていた程度でした。
入社当時の率直な感想
私が入社して最初に配属された部署はカスタマーセンターのようなところでした。
正直、電話が嫌いなのでとてもショックだったことをよく覚えています。。
また、業務内容としても何かあればすぐ紙を印刷したり電話メモが紙だったりと、ものすごくアナログで大学とのギャップにすごくびっくりしました。。
VBAに関する知識がほぼ0
そればかりか、Excelを毎日扱っているのにマクロやVBAに関する知識を持っている人が、部署内の人で0人という現状でした。。
補足①
VBAとは、ExcelなどのMicrosoftのアプリを動かすことができるプログラミング言語です。組んだプログラムを記録したものをExcelマクロなどと呼んだします。
このVBA、Excelマクロを使えば、Excelでの作業を自動化することができます。以下の記事でさらに詳しく記載しているので、ぜひご覧ください。
【初心者必見】VBAで業務効率化を実現するまでのロードマップ【6つの手順で実現】
この記事では、初心者がExcelマクロ・VBAを業務に取り入れて、自動化による業務効率化を実現するまでのロードマップについて書いています。この記事を読むことで、VBAで行う業務効率化を実現するための流れをイメージできるようになります。
リテラシーがないと発想できない
仕事は単純作業ばかりでなぜ自動化しようという発想が出ないのかが不思議でしたが、理由はすぐにわかりました。
単純作業ではあるけど、その作業に慣れすぎて新しい作業を受け入れられない。という状況に陥っていました。
よく日本のITリテラシーは低いという話は出ていますが、本当にその通りなんだなと入社してすぐに感じた瞬間です。同時に、企業に入って評価を得るのは簡単だなとも感じました。
補足②
上記で記載している通り、私は中小企業に対してヒアリング調査をすることもありますが、基本的にどの企業もITリテラシーが低いです。低いというよりも他力本願になりがちです。
大きいシステムの導入などであれば、外部のシステム会社に依頼できますが、細かい業務では、自動化するという観点すらないです。
何ができるのかがわからない。わからないから考えない。といった悪循環に陥っています。※もちろん、若い社長に交代して積極的にIT化を進めている企業もあります。
非IT企業でプログラミングはブルーオーシャン
会社で評価を得るためには、プログラミングを活用して業務を効率化すれば良いです。
日本の会社のほとんどが平均年齢30代後半以降だと思います。30代以降の人たちはプログラミングを学ぶ機会がなかった世代の人たちです。
そのため、IT企業で働いない限りほとんどの人がプログラミングで何ができるのかがわからない状態です。
ただ、プログラミングスキルがあれば、単純な作業は全て自動化できますし、外部の新たなシステムを導入するとしても知見があるため、より効果的なシステムを導入できます。
そういったこともあり、プログラミングスキルを持つ人にとって非IT企業はブルーオーシャンとなります。
作業を自動化して評価を得る
ここまでで、私がどうやって評価を得ているかわかったかと思います。まず手始めにVBAでいくつかの単純作業を自動化しました。
それだけで、評価が上がりカスタマーセンターのような部署から入社半年で、市場調査やデータを扱うような部署に異動することができました。
ただ、面白いことに異動先の部署でもプログラミングスキルを持っている人はほぼ0に等しかったです。
データの集計に関してもExcelで作業しているばかりで自動化が進んでいなかったり、すぐ外注しているのでスキルが身についていません。
外注に頼る会社ではスキルが身につかない
確かに外注すれば効率化されますすが、ずっと外注に頼っているとスキルや知識が身につかないので、何をするにもアイデアが思い浮かばず、効率化につながっても質の向上にはつながりません。
そのため、外注するにしても相応のリテラシーがある人でないと、効果は最大化されません。
もちろん外注利用で管理能力は身に付きます。ただ、実際にやり取りをすると言っても、ただメールを書くだけなので誰でもすぐに身につくスキルだなと感じました。
Pythonは業務の質を高める
私の場合は、VBAだけでなくPythonも利用してさらに業務の効率化や業務の質を高めています。
Pythonでは例えば、Webスクレイピングによるデータの収集や、機械学習によるデータの分析など。
今では業務の質を高めるために、プログラミングスキルは必須です。
自分だけの仕事を獲得
プログラミングスキルがあれば、業務効率化することができ、作業の質も向上させることができますとこれまで書いてきました。
さらに良いことがあります。一度効率化を成功させると、自分だけの仕事が舞い込むようになります。
1年目で自分だけの仕事があれば、立派な即戦力です。
自分しかできない仕事は管理も自分でできる
自分だけしかできない仕事があれば、忙しくなるのではないか?と疑問に持つ人もいると思います。
ただ、他の人はプログラミングと言えど何をしているのか、どれくらいの時間がかかるのかわからない状態です。
そのためスケジュールは上司に決められず、自分で決めることができます。仕事の主導権も自分で握ることができるので、やりたくない仕事を回さないようにもできます。
では、プログラミングスキルと言えど、どんなスキルや言語を勉強すれば良いのか?という疑問についてこれから紹介します。
おすすめの言語
これまで、話してきたように確実に使える言語はVBAです。
VBAのスキルを身につければ確実に即戦力になることができます。VBAはネットなどにいろいろな知識が落ちているので、勉強は簡単です。勉強方法を書いた記事は上記にリンクを貼っているのでぜひご覧ください。
ただ、これからの企業の動きやキャリアを考えた時にさらにおすすめの言語はあります。
身につけるなら副業に向いてる言語
副業に向いている言語でもあるJavaScriptがおすすめ。JavaScriptのスキルを身につければ、Web制作のスキルも身につけることができます。
Web制作スキルがおすすめとなる理由は以下の二つです。
- 企業にとってHP・ECサイト制作は必須となりつつある
- 副業に向いている
今多くの企業でHPやECサイトに力を入れています。また力を入れると言っても、中小企業に限らず大手企業も外注に任せることが多いです。
また、副業としての案件数も多いため、極めればいずれフリーランスを目指すことも可能です。
会社員だけの給料で生活は厳しい
私の会社は平均年収が800万円を超えているので、日本の中でも給料が高い方の企業です。
ただ、大学の奨学金も返していますので、生活費だけで給料がなくなるので、日々節約を強いられてしまいます。
会社で働いてるうちは、年収は一気に上がることもなく、徐々に少しずつ上がっていくと思われます。
それでは、若いうちにやりたいことも満足にできず、ただ生活のために働くだけでつまらない人生になりかねません。
確実に副業ができるおすすめスクール
私が受講したプログラミングスクールであるTechAcademy(テックアカデミー)のWeb副業制作コースはとてもおすすめです。
サポート付きで実案件にも挑戦できるため、確実に副業のスキルを身につけられます。
会社でも評価を高めることができ、将来のために自分で稼ぐ能力も身につくため、ぜひ一度挑戦してみてください。
いきなり、受講することに抵抗がある人や、テックアカデミーがどんなものか気になる人は、一度無料体験を受講して下さい。
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新入社員も即戦力になる時代
これからは、プログラミングスクールの受講含め自分の行動力次第でスキルを身につけることができます。新入社員でも即戦力になるべきであるです。
新入社員だからと言って、電話番をさせられたり無駄な研修を受けさせられたり、時間を搾取される時代ではなくなってきていると思います。
これからは自らスキルを身につけて評価せざるを得ない状況に持ち込むことが成長にもつながり、次のキャリアへのステップアップにつながるでしょう。
おすすめ記事
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【副業を目指す人必見】TechAcademy(テックアカデミー)で副業スキルが身につくおすすめコースを紹介
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