ITエンジニアに転職したいと思ってるけど、面接でどんな質問がくるのかな。これから面接を控えてるんだけど、よくある質問や回答の際に注意した方が良い点があれば知りたい。
この記事では、こういった悩みに答えます。
本記事の内容
- エンジニア未経験の面接で見られている3つのポイント
- エンジニア未経験の面接で実際に合った質問
- エンジニア未経験の面接での6つの注意点
参考:私の経歴
- 新卒文系で非IT企業に就職し営業アシスタントとして2年半
- プログラミングスクール受講など独自でスキルアップ
- 将来のキャリアに不安を感じ転職を決意
- 未経験としてIT業界を目指し4社内定
- 入社を決めた企業で年収40万円UP
実際の経験者の意見と思って、参考にしていただければ幸いです。
転職はエージェントを必ず活用しよう
それでは、本題に入ります。
エンジニア未経験の面接で見られている3つのポイント
エンジニア未経験の場合、面接官が見ているポイントは技術面ではなくポテンシャルの部分です。
3つのポイント
- 論理的に話ができるかどうか
- 自己研鑽をしているか
- 課題解決力
論理的に話ができるかどうか
エンジニアは論理的に物事を考え、相手に伝えられるかどうかが大事な職業です。
将来的に、顧客折衝が必要なポジションに育ってもらうためにポテンシャルがあるかを示す必要があります。
論理性を示す方法
- 結論ファーストで話す
- 全ての回答を30秒~1分以内で話せるようにしておく
長々と話してしまうと、論理的思考力がないと判断されてしまう可能性が高いので注意が必要です。
自己研鑽をしているか
エンジニアとして仕事をする上で、新しい技術の習得がどんどん求められます。
そのため、普段から情報を収集したりスキルを身につけられるようにしておかなければなりません。
問題はそれを自ら動いて身につけているか、受け身の状態になっているかです。
積極的にスキルを習得する人の方が成長株の可能性が高いため、自己研鑽をしているかどうかも面接官は見ています。
課題解決力
エンジニアと言っても、ただ単にプログラムを書き続けるだけの人は求められていません。
プログラミングは課題解決のツール
課題解決のためにどのようなプログラムを書くか、どのようなシステムに落とし込むのかを考えるスキルが求められます。
主にこれら3点(論理的思考力・自己研鑽の経験・課題解決力)は未経験であっても経験者であっても関係なく求められる部分です。
逆に言うと、この3点が経験者よりも勝っていれば採用される可能性はあります。
エンジニア未経験は書類通過すら珍しく、10社応募して1社通過すれば良い方です。
そのため書類を通過したということは、この3点のポテンシャルを評価されており、採用の可能性は十分あります。
後日公開:IT未経験の書類通過のについて
エンジニア未経験の面接で実際に合った質問
あくまで私が面接でされた質問ですが、具体的には以下です。
実際にあった質問
- 簡単に自己紹介をお願いします。
- 転職理由は?
- なぜIT業界に入りたいと思いましたか?
- IT業界の中でなぜ当社に入りたいと思いましたか?
- 当社の業務は○○ですが、IT業界の中で○○をしたいと思った理由は?
- 当社のどんなところに魅力を感じていますか?
- なぜエンジニアを目指したい?
- エンジニアとしてどんな風に働きたいですか?
- 入社して活かせるスキルは?
- 自己研鑽として何をしている?
- 他にどんな業界・職種の企業を受けている?
もちろん企業によって質問内容は異なります。
ちなみに未経験とわかって書類を通過させていることもあり、技術に関する詳しい質問はされませんでした。
ただIT業界に入りたい理由や、キャリア途中でエンジニアを目指すようになった理由は必ず聞かれます。
それら質問の対策として、転職の軸をしっかり定めておきましょう。
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エンジニア未経験の面接での6つの注意点
私が転職した経験から、上記のような質問が来た際のテンプレを以下にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
後日公開:面接の質問の回答テンプレ
この記事では、エンジニア未経験の面接における注意点を解説しておきます
6つの注意点
- 注意点①論理性を示す【結論ファースト】
- 注意点②ネガティブな話をしない【自分本位にならない】
- 注意点③一貫性を持つこと
- 注意点④情報収集は必ず行う
- 注意点⑤積極性を示す
- 注意点⑥キャリアチェンジではなくキャリアアップの意識を持つ
注意点①論理性を示す【結論ファースト】
全ての回答において結論ファーストかつ30秒~1分程度で話すようにしましょう。
例えば、転職の理由を答える際に長々と全て話すのではなく、結論とちょっとした補足説明を加える程度にしましょう。
気になることは面接官が続けて質問してくれます。
注意点②ネガティブな話をしない【自分本位にならないように】
面接でネガティブな話をするとほとんどの場合で落ちます。
例えば、転職の理由に「残業が多かったから、働き方が良い企業に入社したい」と言うと、「うちに入っても何かしらの文句をつけられそうだな」と思われてしまうかもしれません。
どうしてもネガティブなことを言うと自分本位になってしまうので、注意しましょう。
注意点③一貫性を持つ
例えば、エンジニアを目指したいと言っている人が他に製造業を受けていると言えば、本当のことを言っているのか信用し辛いですよね。
しっかり、転職理由からエンジニアを目指すと言ってもおかしくないような内容を話すように繋がりを持たせることに注意しましょう。
面接で一貫性を保つためには、転職の軸をしっかり定めることが重要です。
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注意点④情報収集を欠かさない
面接では、「なぜ当社を選んだのか」と魅力について必ずと言って良いほど聞かれます。
少なくともHPを見て企業の強みを把握しておきましょう。魅力=企業の強みであるケースが多いので。
もし、仕事が忙しくてそんなに時間がないという人は思い切って一度退職しても良いと思います。
実際、私は一度退職をしてから転職活動をしたことで成功しました。
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注意点⑤積極性を示す
未経験からエンジニアになるということは簡単ではありません。
すでに経験者がいるだけにそれなりの覚悟が必要です。
ただ単にエンジニアになりたいという言うのではなく、しっかりエンジニアになるために取り組んでいますという姿勢を見せることが重要です。
例えば、プログラミングスクールに通ったという経験はより本気度が伝わります。
私の場合、会社の補助なしでプログラミングスクールに通いプログラミングスキルを身につけた経験があるので、それを話すと面接官は必ず積極性を評価していただけました。
注意点⑥キャリアチェンジではなくキャリアアップの意識を持つ
上でも書きましたが、プログラミングやシステム開発は顧客の課題解決です。
そのため、前職での経験が全く活かせないということはないと思います。
誰とでも話ができるというコミュニケーション力だって活かせるスキルです。
そのため、キャリアをチェンジするというよりもキャリアをアップさせるためにエンジニアを目指すと意識した方がポジティブで良いです。
もし、面接対策で困っている場合は、すでに登録されているかもですがエージェントサービスがおすすめです。
複数のエージェントを活用しよう
人によって当たり外れがあるだけでなく、複数人の意見を聞いた方が良いからです。
以下おすすめのエージェントです。
転職活動の質を高めるためにはエージェントは必須なので、まずは登録しましょう。
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